2011-09-29

2000分の1の確率

先日のNASAの衛星UARSは人に当たることなく太平洋上に無事落下したが、
10月下旬から11月にかけて、別の衛星も落下してくるとのこと。

しかも、当たる確率は前回より高い2000分の1であるらしい…。

落下するのは1990年に打ち上げられた
ドイツのX線観測衛星ROSAT(ROentgen SATellite)で、
燃え尽きず地表まで到達する破片は30個と予想され、
世界の誰かに当たる確率は2000分の1、
自分自身に当たる確率は14兆分の1と言われている。

どこかのページを見たときに、書かれていた落下する衛星の避け方は次の通り。

衛星が自分の方に向かってる時はほとんど止まってる様に見え、
自分以外のほうに向かっている時は流れて見えるとのこと。

また、自分の方に向かってる場合は、
空気抵抗の関係で若干上向きに動いてるように見えるとか…?

ただ、こんなことを知っていたところで、
空気抵抗で落下速度が低減されたとはいえ450Km/h程もある。

1秒で125mも進むんだから、
見えてから危ないと判断して動いたとしても避けられるとは思えない。

そもそも落ちてくる時間帯に空を見てる程ヒマな人間ばかりじゃないし、
落下地点だけでなく、その周りにも影響出ることが考えられるので、
近くに落ちてることの情報が分かった時点で逃げても手遅れかと。

被害を被ったら、「運が悪かった」と諦めざるを得ないのかも知れませんねぇ。