2011-09-14

3200分の1の確率

アメリカの科学衛星UARS(Upper Atmosphere Research Satellite)が
今月下旬~10月上旬に大気圏に再突入する見通しであるが、
衛星の破片が人間に当たる可能性は3200分の1もあるという。

上層大気観測衛星UARSは、
地球の上層大気、特にオゾン層を観測する目的で1991年に打ち上げられ、
2005年にその運用を終えて、この度大気圏に再突入するらしい。

その際、衛星の部品はほとんどが大気圏突入時に燃え尽きるのだが、
合計で532Kg、26個の破片が燃え尽きずに地上へ落下すると想定しており、
1個の破片が誰か1人の人間に当たる可能性は3200分の1と予測した。

また、ソレが自分自身に当たる確率は
「21,000,000,000,000(21兆)分の1」であるという。

NASAが「注意報」を発表したので
もしかしたら自分に当たるかもしれないということを念頭に、
破片の落下が確認されるまでは頭上に注意して行動しましょう。