2011-11-20

中国元の取り扱い

以前から中国通貨の人民元が気にはなっていたものの、
今までは邦銀で取り扱っているところがありませんでした。

しかし、じぶん銀行で邦銀初の元預金ができるようになったようです。

くりっく365をする人にとっては、
8月から加わりましたので既に中国元取引は知ってると思われますが、
投資経験がなく円の定期預金位しかしない人には初耳と言う人も少なくないかと。

じぶん銀行では12/4まで1ヶ月定期の金利優遇キャンペーンを実施しており、
10万元未満なら0.15%が4.0%に、
10万元以上なら0.2%が5.0%になると宣伝していますが、
円から元に替える際に為替手数料が掛かるということ、
さらに優遇金利は1ヶ月のみであるということ、
当然、元から円に戻す際も為替手数料が掛かることに注意が必要です。

また、年平均9~10%の高い経済成長を維持していることが報じられ、
今後は世界一の経済大国になったり、
元高で通貨切り上げされたりする等と噂されているわけですが、
中国国内での高利貸しブームによって
中国版サブプライムローン危機とも言うべきの焦げ付き問題が発生。

高金利のために融資を返済できない中小企業が次々に破産、
多くの経営者は突然行方を眩ましており、
数多くの投資家が莫大な損失を被るだけではなく、
民間金融機能へ大ダメージを与えて大きな社会不安を引き起こしているという。

中国経済は不況をものともせず安定成長を続けている等と
悪い部分はそっちのけで良い部分しかマスコミ報道されていないけど、
米国サブプライムローン問題よりも深刻な状況となっていて、
いつバブルが弾けてもおかしくないみたいですので
ソレを承知の上で取引するようにしましょう。