体臭を防ぐには色々な対策石鹸が存在しており、
納豆エキス石鹸やアクネ&デオドラント石鹸を以前に試したことあるが、
庶民Sは今回エテルノの柿渋石鹸を使ってみた。
柿や茶には古くから消臭効果や殺菌力があることが知られている。
特に柿はタンニンという植物の渋味成分の含有量が高くて、
ワインの約20倍、緑茶の73倍と言われており、
様々な悪臭成分と結びついて分解したり、
強力な抗菌力で皮膚常在菌の増殖を低減させてくれることから
汗臭・中年臭・ワキガ臭を防ぐ目的にうってつけな「柿渋使用」を謳った商品が
色々と出まわっているというワケだ。
柿渋の有り無しによって消臭力にどの程度の差があるのか実験したところ、
汗の臭いの元となる酢酸や足の臭いの元となるイソ吉草酸は、
柿渋なしの普通の石鹸でも90%程減少させることができるが、
加齢臭の元となるノネナールは30%程しか減らすことができないらしい。
一方の柿渋ありの石鹸だと、酢酸やイソ吉草酸は97%程、
ノネナールも96%程減らすことができているという結果が出ている。
今回モニタリングしている薬用柿渋石鹸もパッケージに「柿渋」と表示してて、
配合率も業界トップレベルらしいし、体臭や加齢臭ケアにとても効きそうだ。
手軽さからすると固形石鹸じゃなくて液体石鹸の方が良いんだけど、
液体石鹸は液体状にする為に7割ほどを水分にする必要があり、
成分を濃縮できる固形石鹸に比べて液体石鹸は薄くなってしまうので、
消臭力は数%の差しかないが、当石鹸のような固形を選ぶ方が良さそうである。
従来の柿渋エチケットソープが医薬部外品になって消臭力アップし、
名前も薬用エチケットソーププレミアムというリッチなものに生まれ変わった。
石鹸には「機械練り石鹸」「枠練り石鹸」という2種類の製造方法があって、
機械練り石鹸は全行程を機械で行うことから大量生産が可能でコストも低くなり、
枠練り石鹸は手作業が必要になることから大量生産できずコストも高くなる。
当石鹸は上記写真にあるように手間掛けた枠練り石鹸になるので、
コストも必然的に上がってしまうのは仕方がないポイントか。
枠練り石鹸は、さらに「乾燥」と「無乾燥」の2種類あって、
当石鹸は70日間掛けて自然乾燥させるタイプになり、
時間も掛かってしまうことからいっそうコストに上乗せされてしまう。
当然、手間も時間も掛けることに利点がないわけではない。
練り石鹸の特性を活かして、
機械練り石鹸ではできない美容成分を入れることができることから、
当石鹸ではヒアルロン酸、コラーゲン等の天然由来の保湿成分を配合してて、
肌に必要な皮脂を残しつつ、ツヤのある美肌へと導いてくれる。
機械練り石鹸で起こりやすい溶けることによる型崩れはしにくいし、
枠練り石鹸の無乾燥タイプだと美容成分配合によって泡立ちに問題出来るけど、
乾燥させることで機械練り石鹸同様に泡立ちを良くできるという利点もある。
利用する側としてはその分の値段も上がってしまうんだろうけど、
より良いものを使うことのコストとして納得しとくべきか。
さて、エチケットソーププレミアムを使ってみた感想を載せておこう。
石鹸の匂いは・・・コレが柿渋になるのかな!? それとも単なるグリセリン!?
普段身体洗う時に使用しているネットで泡立ててみたところ、
いつもは液体石鹸を使っているのでソレより泡立つのに時間が掛かったが、
気になるほどのものではない。
いや、泡立つまでにどれほど石鹸を付けるのが適量か様子見しながらだったから、
1プッシュで1回分が出る液体タイプとは違って、
時間は大分差があったかもしれない。
尚、石鹸は透き通った茶色をしているが、泡の色は当然のこと白である・・・。
1日働くと脇汗も掻くが、雑菌が繁殖されてないからか嫌な臭いはしておらず、
確かな結果が出ていることも確認。
これから暑くなって汗を掻きやすくなっていくのに、
仕事上、最大で丸1日汗を洗い流せない環境となるので、
周りへのエチケットとして汗臭対策を行うように気を付けよう。
使用後に洗い流すとサッパリとするので脂性肌の人にも最適だし、
ボディソープ以外に頭皮の臭いを抑える目的でシャンプーとして使用すれば、
保湿成分も入っていることからサラサラに仕上がる
という口コミがあることから、庶民Sも一度やってみることにしよう。
柿は他にも抗ノロウイルス作用、ガン細胞活性抑制、水虫防止、
悪酔い防止等の効果が科学的に確認されているので、
消臭面以外でも色々と恩恵を受けることが出来そうだし、
気になる方は是非一度お試しください。
エテルノファンサイト参加中