デスクトップ版のGoogle Driveは半年後に完全終了する模様・・・。
一定量のファイルを無料でクラウドストレージにアップロードして、
他PCやスマホ等とデータ共有できる2012年4月公開のGoogle Drive。
主にフォトのバックアップ目的で長らく愛用していたのだが、
「今年12月11日にサポート終了、来年3月12日に完全停止する」と
庶民S的にショッキングな発表がされたのだった。
画像メインと言っても、庶民Sが既に保存している容量は11GB・・・。
新しく10GB以上も無料で保存できる別のストレージ探さないとダメだし、
安定のグーグルさんですら6年持たなかったわけで、
それ以上稼働し続けてくれるところを見つけるだけでもマジで骨が折れそう。
どうしたもんか・・・と思いながら続きを読んでいると、先にも書いてる様に
「終了するのはGoogle DriveそのものではなくてPCデスクトップ版」だけ。
そしてパソコンで使ってる場合でも
アプリケーションではなくてWEBブラウザなら問題ないとのこと。
さらには、デスクトップ版Google Driveの代わりに
個人向け「Backup and Sync(=バックアップと同期)」と
法人向け「Drive File Stream(=ドライブファイルストリーム)」
この2つを用意してくれているので何も心配する必要なかった。
クラウド(=雲)アイコンのBackup and Syncは
以前までのGoogle Driveと同じように利用することが出来て、
機能的にはGoogleフォトが追加された感じ。
パソコン上の単一フォルダを同期させるだけでなく、
任意の複数フォルダを指定することもできる。
利用可能な容量は恐らく今までと同じく15GB。
恐らくと言うのは、
庶民SはいつぞやにGoogleアカウントのセキュリティ診断をしたことで
無料で2GB増やせるキャンペーンが適用されて
Backup and Syncの容量も17GBとなっている為、である。
(参考) GIGAZINE
Drive File Streamは法人向けと言うか、
ビジネス用に設計された有料のG Suite向けと言うのが正しい。
G Suiteには3つのエディションが用意されていて、
最も安価なBasicエディションだと月額600円(または年額6000円)、
Businessエディションは1200円(または年額14400円)、
Enterpriseエディションは3000円(または年額36000円)で、
いずれも14日間無料で試せるようだ。
※2017年9月現在
Backup and SyncとDrive File Streamとの差異は
ファイルがローカルにあって都度同期してアップするか、
クラウド上に置いたファイルを都度読込・編集するか。
ビジネス向けのDrive File Streamは共有ドライブみたく
複数人が同一ファイルを扱うことを想定して常に最新版がクラウド上にある。
今やHDDはテラバイトの領域なので、
ローカルだとファイル容量が圧迫して困る・・・ってことは少ないだろうが、
全てクラウド上に保存されるので気にする必要なくなるのもメリットの1つか。
Backup and SyncとDrive File Stream、どちらを選ぶにせよ
従来のGoogle Driveは刻一刻と終了の一途を辿っているので、
今後も利用することを考えているなら速やかに乗り換えましょう。