1層は25GB、2層式ディスクの場合は50GBを誇るBlu-ray Disc (BD)。
その4倍の容量、2倍の速度を誇る光学ディスクと実験機をNHKが公開しました。
2020年にはスーパーハイビジョンを、
2030年には立体テレビを実現させるべく研究中とのことで、
3300万画素、22.2チャンネルの3次元音響で映像を視聴するスーパーハイビジョンは
8年後の試験放送に向けて現在準備が進められています。
このスーパーハイビジョンなどを録画する場合に備えて、
データを高速かつ大量に記録するための光学ディスクの研究をNHKが行っており、
デスクトップPCで2個分くらいの大きさがありますが、
データの読み書きに使用するマシンはこんな感じのようです。
光ヘッドの開口数を従来の2倍、
光ヘッドとディスクとの距離を50nm以下に近接させることで、
直径を2分の1にした微小光スポットを形成し、
高密度なデータの読み書きを実現している模様。
これによって、1層で100GBという大容量データの保存可能としていますが、
最終的な目標としてはさらに上の250GBまで記録容量を増やし、
記録レートも500Mbpsまで高める予定のようです。
使用されるディスクは上図のようにグニャっとしたもののようです。
未だに650MBのCD-Rを使ってる庶民Sにしたら信じられない進歩です…。