元「ポパイ」のファッションモデルの木村東吉氏(53)が、
手作りのワラーチと呼ばれるサンダルを素足に履く独特なスタイルで本日に出発。
「阪神大震災の時は何もできなかったが、自分らしい方法で手助けをしたい」と、
被災地支援金を募りながら東海道等を1日約30Kmずつ走り、
自宅のある山梨県富士河口湖町から神戸市までの約500Kmを走るようです。
1995年1月17日に阪神淡路大震災発生した際、
生まれ故郷に近い神戸の震災を知りながら、何もできない無力感を感じており、
2011年3月11日に発生した東日本大震災は今度こそ支援したいと思った。
そんな折「神戸から東北までバトンを繋いで、一緒に日本を元気づけないか」と
声を掛けてくれた片山敬済氏の活動「BERT」の一環として、
被災地を勇気づける為、バトンを全国に繋げるプロジェクト「OneWorld」
を立ち上げ、メキシコの走る民族タラウマラ族の履物「ワラーチ」を履いて、
居を構えた河口湖から神戸までの約500Kmを走ることを決意。
「BERT(BikersEmergencyResuponseTeam)」とは、
WGP(ロードレース世界選手権)で世界の頂点に立った伝説のライダー片山氏が
立ち上げた内閣府承認の災害対策NPO法人のこと。
バイクライダーが持つ機動性や危機回避能力を活用して、
災害時の情報収集や救援活動に寄与すべく平時より基盤構築を行う組織で、
木村氏とは異なるアクションを起こしているわけであるが、
木村氏は河口湖から活動に賛同する方から支援金を集めつつ神戸まで走って移動、
片山氏にバトンと支援金、神戸まで走り切ったワラーチを渡して、
それをバイクで被災地へ届けてもらうという形で繋がっています。
「クッションのないワラーチを履いて走ると、
着地の時の衝撃に耐えられるよう筋肉の使い方が自然に変わってくる」
と話していますが、
庶民Sの場合だと普通のランニングシューズでもハーフマラソンで限界だから、
筋肉の使い方云々以前に筋肉がダメになってしまうこと間違いないでしょうね。