消費増税の影響を抑制する目的で自動車取得税の撤廃が決まったはずなのに、
その財源を補填する為に平成26年度税制改正協議で自動車関連税制が見直され、
「弱い者イジメだ」として反発したものの、遂に軽自動車の増税が発表された。
2015年に自動車取得税が廃止される代わりに
軽自動車税は2015年4月以降に購入する新車は年間10800円となって、
また、登録13年経過した旧車の自動車税は10%増しから15%増しになる。
庶民Sの住んでる街は一番最寄のコンビニでさえ徒歩10分以上掛かるし、
今年走ったフルマラソンの開催地は2時間に1本しか電車が来ない街だった。
同様のごまんとある農村に住む爺婆には足代わりに車は必須だろうし、
小さい子を身ごもったり病院へ連れて行く母親だって車は必要だろうから、
「車好きで排気量が大きい車を趣味に乗り回している」わけでもなく
生活のために必要に狭まれて足代わりに使用している我々を
苦しめるだけの増税にしか感じられない。
公共機関が十分でない過疎地に住む人は家から動くなと言うことなのか?
国民がいてこその国なのに、
政府は肝心の国民の声を聞き入れず私利私欲のためにどんどん課税してゆく。
今やトヨタや日産でさえ軽自動車を販売しており、
「軽の販売台数が多いから、軽の税金を上げれば増収だ」なんて
どこの単細胞バカが考えた知恵なんだか。
軽自動車税が最後に増税されたのは1984年で、
増税は約30年ぶりのことであるが、
増税されれば酒税時と同様に物が売れなくなって結局減収となる可能性が大きい。
庶民Sとしても「増税は断固反対」なのだが、
文句を幾ら言おうが個人の力ではどうしようもなく従わざるを得ないのが現状。
庶民Sは登録から9年ほど乗ってきて、
自動車税アップとなる登録13年まではもう少し乗れるのだけど、
平成27年度以降に新しく取得した四輪車等の税率が上げられるということと、
平成26年4月から消費税が段階的にアップするということで、
「どうせ今後も軽を乗っていくなら今のタイミングで変えてしまおう」と、
この度、車を乗り換えることにした。
買い替えと言っても、半年落ちの未使用車(総距離1kmの新古車)を選択。
当然、新車の方がイイんだけど、オプションを付けずノーマルで行く、
ワンオーナーではないということをOKすれば、
庶民Sの選択した車だと35万円もお買い得に・・・!
ETCとカーナビ、諸経費含めても新車の車体値段より約15万円安くなった♪
後は乗ってる車の処分を検討せねば。