庶民Sは先日にスズキのワゴンRスティングレーを新しく買ったので、
9年近く乗ってきたダイハツのムーヴを処分することにした。
新車を取りに行く際に旧車で伺い、
旧車を下取りに出して新車を乗って帰るという流れが気軽であるが、
どうせならば少しでも安く乗り換えたいものである。
そこで、下取りに出したら幾ら位になるかを予め査定してもらって、
前々から気になってたネットでの車買取一括査定ならば
どのくらいまで高額で売却することができるかを試してみた。
ガリバーやアラジンといった中古車買取実績のある大手企業にする方が
売却後のトラブルに巻き込まれる確率が低く、何かと安心である。
ただ、数ある大手の中で少しでも高く売りたいのなら、
一社一社回って行くのは手間も時間もかかるので、
庶民Sが利用した複数社に対して一括査定するサイトを使うと楽チン。
たとえば、楽天オート中古車一括査定を利用するなら、
住所の他に車種や年式、走行距離といった少量の情報を入力するだけで、
アップル、アラジン、カーセブン、カーチス、カーリンク、キャスト、G-AFTER、
ジャック、ソッキン王オートスピリット、NEXTRAGE、ハナテン、ビッグモーター、
ユーポス、ラビットの中の最大9社から問い合わせの連絡が入る。
それも査定申込完了した数秒後に・・・である。
事実、庶民Sが査定申し込みを行った直後に電話が掛かってきた。
当初、完了ボタン押して5秒も経たずに見知らぬ番号から電話が入り、
「今、ちょうど査定の準備でバタバタしてるトコなのに一体誰よ?」
と思ってたのだが、ソレが査定会社だったから本当に速さには驚きである。
「直接車を確認したいので伺ってもよい時間を教えてください」と言われて、
薄暗くなっている夕方だったので翌朝にしようかとも思ったのだが、
「今からでも大丈夫です」と言うので1時間後に来てもらうことにした。
電話を切って携帯画面を見ると、
不在着信が40件以上入ってたのにはまたしても驚かされた。
着信履歴を確認すると5種類の番号が何度も掛けなおしていたようで、
見ているうちにその中の1つから電話が掛かってきた。
先程の査定会社と同様に車の確認をしに今から伺いたいとのことで、
敵対する査定会社が被らない時間をずらす方が良いか悩んだけれど、
先に他社に決められてしまっては元も子もないことからか、
庶民S側さえ良ければ同時刻で構わないので査定させてください・・・と。
この後も同じやり取りの繰り返しだ。
そのうちの1社は
「すぐ向かえる担当者がいないので都合良ければ明日にでも」
とのこと返事であったが、
タイミングも大事だと思うことから縁がなかったということでお断り。
予定時間になると続々とスーツを着た男性達が寒さ厳しい中やってきて、
辺りがすっかり暗くなった路上に駐車中の自車にライトで照らしながら
エンジン掛けたり切ったり、エンジンルームを開けて見たり、
足回りや車の底をのぞき込んで傷がないか等を念入りに調べていた。
オークション方式で一番高値を提示してくれた会社にしてみたり、
過去に世話になったことがある会社を優遇してみたり、
売却先や売却方法をどのように決めるかは自由である。
庶民Sは各々が渡してくれた名刺を一旦返却して、
「ジワジワ値段を上げずに出せる限界金額一発勝負でいきましょう」と、
名刺の裏に買い取ってもらえる金額を書いてもらって、
一斉に提示した中で最高値を付けた会社に売却するやり方にしてみた。
下取りだと18万円で引き取ってくれるという話だったので、
20万円を最低額に設定したところ、6社中2社は棄権。
残り4社中3社は本部?と連絡とってすぐに名刺の裏に金額を書いてたが、
1社だけは結果的に10分ほど時間が掛かってしまっていたことから、
すぐに金額を出してきたある会社はしびれを切らして
「どうせ大した金額出せないでしょうからもういいのでは?」と愚痴ってた。
「コレだけ時間掛かってるのだから、かなりの金額を提示してくるかも?」
そう思って待った甲斐があった。
他社が20万数千円とか21万円とかの世界だったのに、
一番時間かかっていた会社が出した金額は24万円。
その買い取ってくれた会社はカーチスで、
どうやら以前に父が車を売却した時もカーチスが一番高かったという。
たまたまかもしれないが、
一括査定が怖いというならとりあえずカーチスでどの程度か見てみる
というのもアリではないかと思う。