庶民Sは立ちっぱなしになる仕事に従事してるうちの一人。
10km、20km程度を走ることには慣れたものだが、
同じ場所に立ち続けると土踏まず辺りに激痛が走ることもある。
「回避したいから」と、貸与されてる靴を勝手に変更する訳にもいかないので、
AKAISHIのアーチフィッターの中敷きを変更するやり方を試してみた。
アーチフィッター(ArchFitter)とは女性に多い外反母趾、O脚や、
足裏の痛み・疲れを履くだけで簡単ケア出来るという
シューズ、パンプス、ブーツ、クロッグ等
シリーズで累計300万足を突破しているブランドのこと。
中には青竹踏みのような強めの履き心地タイプのシューズも用意されているが、
今回は足裏に優しくて、荷重分散によって疲れにくいというソフトタイプだ。
グニャっと曲がる柔らかい素材のフットベッドが衝撃を吸収し、
また、体重が乗ると指圧ON、蹴りだして爪先に体重が乗ると指圧OFF。
歩く度に足底筋を中心とした疲労ポイントを指圧マッサージされてる
というような感覚が得られるんだとか。
サイズがピッタリの靴でも窮屈感が気にならないという
厚さわずか1.5mmの超薄型インソールは名前の通りでペラッペラだ。
裏を向けると、外反母趾の進行を食い止める特許取得のフットベッドで、
土踏まずと足の外側部が膨らんでいた。
一見土踏まずのアーチがあるけど筋力低下で起こる隠れ偏平足の人をはじめ、
庶民Sのように立ち仕事や、長時間歩行した時に土踏まずが痛くなる人、
サイズがピッタリだけど土踏まずの部分を埋めたい人・・・等に向いている。
早速、会社から貸与されてる靴に入れて試してみた・・・。
当然のこと、外からの見た目は何ら変わらないのだが、
履いてみると、インソールの膨らみを足の裏で感じ取ることができる。
周りから目立たぬ位にグッと踏み込んでみると、
土踏まず部分に刺さるまでいかないがグイっと指圧されたような感触があり、
交互に踏み込むと確かにマッサージしてるような気持ちよさを受けた。
立ちっぱなしと歩き続けるのとでは同じようで同じでないと思うので、
いつまでも疲れ知らずで歩き続けられるのかまでは分からないけど、
立ちっぱなしに関しては、立ち続けているだけでも指圧ON・OFFを使って、
従来のような痛みに悩まされることはなくなりそう。
ただ・・・少し残念なのが、
対象サイズが22~24.5cmとか庶民Sの靴よりもかなり小さいからか、
庶民Sのワイズが4E~5E(F?)相当と、かなり足幅の部類になるためか、
フィットポイントがズレていた点。
オンラインサイト上にある商品を見てみると、
男性用シューズも取り扱ってはいるが女性用に比べて種類がかなり少なくて、
また、仕事やフォーマル用として履いていけそうな靴になると皆無。
ビジネスシューズとして、事務職等内勤が多い女性用ばかりでなく、
多種多様な外勤が多い男性向けも種類増やせば需要ありそうなのに惜しい。
ハイヒール等の美しさ優先の靴を履くことで痛さを我慢する女性だけでなく、
庶民S以外にも痛さを開放したいと切に願う男性は沢山いると思うので、
是非とも女性向けのような多種多様な男性向けの靴を検討していただきたい。