15歳がピークの尋常性痤瘡、いわゆる吹き出物・面皰(ニキビ)は、
男性より女性の有病率が高く、成人の9割以上が経験すると言われている。
状態によって白ニキビ・黒ニキビ・赤ニキビと呼ばれて分類されるが、
ニキビとはホルモン・細菌・皮脂の相互作用で毛穴が詰まり、
炎症を起こしているまたは炎症前の皮膚疾患のことである。
ニキビ痕やニキビ痕の色素沈着、これから出来るニキビ予防等に効果のある
ニキビ染用美白美容液を今回体験したので、詳細と感想を載せておきます。
試したモノは生薬成分を中心とした無添加で刺激となる成分が一切入ってない
株式会社あいびが販売しているベルブラン(belle blanc)。
以前に試したEXC Eローションやプリモディーネは
新型ビタミンC誘導体のアプレシエ(APPS)入りのローションとなっていて
庶民Sの苦手な乳製品(ヨーグルト)臭がした思い出が残っているが、
今回のベルブランは無色透明で無臭のジェル。
成分を確認すると、ベルブランのビタミンC誘導体は
即効性が高い3-O-エチルアスコルビン酸(以下、VCエチル)である模様。
VCエチルは酵素反応を必要とせずに体内ですぐにビタミンCにすばやく変化し、
水溶性のデメリットである持続力の短さにも優れていて、
メラニン生成阻害効果とメラニン還元による美白効果が高くて、
美肌に欠かせないコラーゲンの生成を促す働きがあるというもの。
ベルブランは美容液ゆえに、直後に化粧水等を使用する必要あるけど、
ベルブラン単体でも保水力の高いヒアルロン酸3種で伸びが良く、
米粒大を両頬に1滴ずつ乗せるだけで顔全体に十分馴染ませられる。
分子量が大きくて浸透しにくくなるヒアルロン酸のデメリットをカバーすべく、
細胞間脂質と馴染みやすい油溶性甘草エキスを配合することで
肌の奥まで美容成分を浸透させられるようになっているようだ。
ベルブランはあくまで「ニキビ染み」用の美白美容液であり、
ビタミンC誘導体といった美容の成分が主ではない。
有効成分となっているのは抗炎症剤として用いられるグリチルリチン酸2Kと、
止血用に開発されたニキビ跡やシミ予防効果のあるトラネキサム酸。
赤ニキビのような炎症緩和にグリチルリチン酸は効くがニキビ予防効果はない。
ニキビを出来にくくしたり、ニキビ跡を薄くするのはトラネキサム酸。
これらにアルピニアカツマダイ種子エキスやカモミラエキスが加わることで、
消炎作用や保湿効果、色素沈着予防効果等がアップするようだ。
このベルブランを6月初めから1週間ちょい使ってみた・・・。
使用方法としては洗顔後に水気をタオルで軽く拭き取り、
ベルブランを米粒大2滴指に出して顔全体に馴染ませ、
最後に (他社製の為に商品名は省くとして) 化粧水で保水・保湿。
使用直前と使用後に写真を撮っておいたが、
違いがなさ過ぎる為に参考として載せとくのは2日毎の10日分。
尚、男性ゆえに当たり前の話だけど、
ナチュラルメイクだのすっぴんメイクだの素肌もどきな化粧もしてません(笑)
口コミを見ると「早い人だと2~3日で実感する」とのことであるが、
目立つほどのニキビ跡がなくて
プリモディーネみたくベストタイミングでニキビ出来てないから
ベルブランの効果検証としてはどうなんだろう?
唇右上の赤みが薄くなっているのは確実だけど、
願ってた隠れシミ的なくすみは庶民S自身で分かるほどの違いは感じられず。
撮った時の光の加減で薄くなったように見えなくもないものの
後日に戻ってしまってるように感じる時もあるから、
コレって結局は薄くなってないということなのでしょうか。
・・・っていうか、今更ながらにふと気づいた Σ( ̄□ ̄;)!!
メンテナンスについては決められた方法を遵守していたけれど、
もちろん日焼け止めは塗ってるものの紫外線が強いこの時期に仕事は全日、
仕事してない時も屋外で4~5時間ロードバイク乗ったりしてて
「肌になんの悪影響もない」なんてわけないよなぁ・・・ということに(ノ∀`)
ベルブランは今あるニキビ、過去のニキビ跡の他、
未来のニキビに対する予防効果もあるから最後まで使い切るとして、
ニキビとニキビ跡に悩んでる女性知人いるから一度声掛けしてみましょう。