2008-10-06

P2P

P2Pがアツい。

P2Pとはクライアント・サーバー方式に対して
コンピュータ同士が対等に通信する Peer to Peer のこと・・・ではなく、
ココではWeb上で金銭の貸し手と借り手をを結び付け、
個人間での融資を実現する仲介サービスの People to People のことである。

突然の大金が必要になった場合、
銀行等にお金を借りに行く(ローンする)というのが通常の流れで、
利率にバラつきがあるものの10%前後行くこともあるし、
選べる自由があまりないし、場合によっては融資に応じてさえもらえないこともある。

その一方で、手元に幾分かお金があるんだけど、
さらにお金を増やしたくてFXやら株、金、石油等に投資する人もいる。

コレら双方の希望を満たすものが、
ソーシャルレンディング「P2P金融」であるということだ。

P2P金融はオークション方式で融資取引を成立させるサービスで、
借りる側は借りる目的、金額、返済期間等を公表し、貸してくれる人を募り、
余剰金のある投資家は、内容を判断した上で貸しても良いと思うなら入札を行い、
その中で一番率を低く提示した人が貸すという仕組み。

貸す側は普通に預金しておくよりも高金利に、
借りる側は銀行から借りるよりも低金利で済ませられるという。

 

2005年頃に欧米でZOPA(Zone Of Possible Agreement)というサービスが登場。

そこから成長を続けていて、
日本でもついにmaneoがソーシャルレンディングサービスとしてオープン。

貸す側は

  • 1口1万円から資産運用できる。
  • 成約手数料や事務手数料は掛からない。
  • 事業性資金だけで事業の収益性や企業の業績・財務状況などについて、
    maneoの審査をクリアした投資案件だけで安全性が高い。
  • 債権回収も丸投げ出来るので、
    延滞時の貸金回収用に弁護士を準備する手間もない。

等のローリスクでハイリターンなメリットがある。

銀行で定期預金で100万円を1年間預けても
1000円の利息も付かないけど、ココなら運用することで数万円は付く。

ウマい話には何か落とし穴があると疑うのが普通で、
余剰資産全てをコレだけで運用するのは危険だと思うけど、
分散運用と1つとして利用するのはアリかな、と庶民Sは思う。